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小学生に英検は必要か?英検3級が目標というのは本当?

小学生が英検を受ける様子子供の英語勉強法
パパ
パパ

小学生も英検受験した方がいいってよく聞くんだけど、本当に受験させた方がいいのかな?

お悩みママ
お悩みママ

英検3級に合格するのが小学生の目標ってネットで見かけるけど、受かるのかしら?

シロクマ
シロクマ

小学生に英検は必要ないよ。英検を受験させることで子供が英語嫌いになったり、混乱して英語が分からなくなったり、いろいろとデメリットがあるの。

ちっち
ちっち

英検を受けなくても、英語が話せるようになったり、学校の英語の授業が分かるようになったりできる方法はいっぱいあるよ。

本記事のテーマ

小学生に英検は必要ない!子供の英語力をあげる効果的な方法を知ろう!

読者さんへの前置きメッセージ

こんにちは、マルリン(@eigotas)です。

この記事は「小学生の子供に英検受験をさせるかどうかで悩んでいる方」や「英検5級や英検3級は小学生でも受験できるのか知りたい方」に向けて書いています。

結論から言うと、小学生に英検受験は必要ありません。英検を受けることで子供が英語嫌いになったり、英文法で混乱して英語が分からなったり、様々な弊害が起こります。

今回は、小学生に英検受験は必要ないのはなぜか?英検5級と英検3級の難易度からの考察なども交えて詳しく解説しました。

小学生に本当に必要な英語学習のやり方も掲載していますので、ぜひ、参考にしてみてください。

 

\小学生の英語学習は何から始めたらいいのか知りたい方は、こちらの記事からご覧ください/

 

記事の信頼性

記事を書いている私は、英語学習歴28年。英語、マレー語、広東語を話すマルチリンガルです。英検1級/TOEIC960点。過去に、中学生や高校生向けの塾で英語を指導した経験があり、これまで独学で身につけた英語学習法をベースに、現在は小学生の娘を英語教育をしています。娘は某大学附属の帰国子女学級を受験させ、見事合格しました。
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小学生に英検は必要ない

小学生が英検を受ける様子

「うちの子にも英検を受けさせた方がいいのかな?」、「小学生は英検3級が目標って書いてあるのをネットで見たけど本当かな?」

そんな不安はありませんか?

 

昨今の子供を取り巻く英語教育に対する加熱ぶりは行き過ぎた部分が多く、それに惑わされて子供の英語教育に悩む保護者が増えています。

 

我が家は、海外の日本人学校に子供が在籍していたということもあり、周囲には英検を受験する同級生や上級生がたくさんいました。

 

結論から言うと、我が家は小学生の娘に一度も英検を受験させていません。

 

なぜなら小学生に英検受験は必要ないと考えるからです。

 

その理由と根拠について、次の項目で解説してみます。

小学生に英検が必要ない理由5つ

小学生が英検を受ける様子

小学生に英検が必要ないという結論をお伝えしましたが、それにはちゃんとした理由があります。

以下に、なぜ小学生に英検は必要ないのかという理由を5つあげましたので、まずはこちらをご覧ください。

英検の英文法は小学生に混乱を与える

小学生が英検を受ける様子

子供の言語発達には、いくつかの段階があります。

一般的に言語形成期と呼ばれるのは0歳から10歳までの時期で、この時期に子供は母語を習得すると言われています。

この言語形成期に、あまりにも多くの言語を習得させようとすると、子供は言語混乱を起こしてしまい、一言語もまともに話せない「セミリンガル」という問題を抱えることになります。

 

子供の言語混乱の問題点については、 【早期英語教育の失敗例】マレーシア母子留学でセミリンガルになった子供たちという記事で詳しく解説していますので、ここでは割愛します。

 

 

小学生が英検を受ける様子

英検5級には、現在進行形や過去形といった英文法が登場しますが、言語形成期の子供にとって、英文法を論理的に理解することは非常に難しいのです。

子供がうまく英語を話せるようになるためには、最適な時期に最適な方法で英語を教える必要があります。

複雑な英文法を小学生の段階で教えることで、混乱して英語が分からなくなるリスクがありますので、小学生は英検を受験する必要がないと言えます。

 

英検対策に慣れるだけで英語力はつかない

小学生が英検を受ける様子

これは大人に対しても言えることですが、英検というのは、マークシート方式がメインの英語試験です。

最近では、英検3級から記述式試験なども取り入れられていますが、基本的に英検という試験の形式(=英検対策)に慣れるだけで英語力はつきません

英語を話せるようになること、英語を英語で理解できるようになることと英検受験は=(イコール)ではないのです。

小学生のうちから、英検対策のノウハウだけを覚えて、英語そのものを学ぶ姿勢を身につけないというのは、後々英語力が伸びなくなる原因となりますのでおすすめしません。

試験のプレッシャーや英検不合格で英語嫌いになる

小学生が英検を受ける様子

受験した級にもよりますが、英検5級なら5人に1人、英検3級なら2人に1人が英検の試験に不合格となっています。

合格できれば子供の自信につながりますが、不合格になったら英語が嫌いになったり、自分は英語ができないというコンプレックスになったりする可能性が高いです。

 

私の周囲で英検を受験した小学生の様子を見ても、英検を受験すること自体がプレッシャーになってしまい、英語があまり好きじゃないという子供が多いようです。

英語の楽しさや英語を学ぶことで得られるポジティブな経験を増やすことの方が、小学生の英語学習には必要だと考えます。

 

中学・高校になって英語力が伸びなくなる

小学生が英検を受ける様子

私自身の英検の受験経験からお話すると、私が英検を最初に受けたのは中学校3年生の英検準2級が最初です。

それから、英検を受験したのは高校2年で英検2級、大学1年で英検準1級、大学4年で英検1級に合格しました。

この経験から言えることは、英検受験は中学生になってからでもまったく遅くないということです。

 

英語民間試験の導入が先送りになりましたが、大学入試で有利になる英検2級は、高校2年生ぐらいなら1発合格することが十分可能です。

小学生のうちから、詰め込み式に英検の受験英語を勉強させると、中学生・高校生になってから英語学習へのモチベーションを維持するのが難しくなります。

 

あれ、こんなに簡単なんだ!

と思うレベルから英検を受験する方が、子供の自信にもなり、将来的な英語力を伸ばしていく際のやる気につながると考えます。

 

英検は世界的には認知度の低い試験

地図が描かれた手

 

最後に、英検は小学生に必要ないと思う最大の理由は、英検が世界的には認知度の低い試験だからです。

私は、留学経験ゼロで海外就職しましたが、その際に評価の基準となったのは英検ではなく、TOEICスコアの高さでした。

 

英検の資格というのは、学生向けの英語資格という位置づけで、社会人の英語力をはかる基準としては、TOEICの方が認知度が高いのです。

小学生の子供たちが将来社会に出る頃には、もっと総合的な英語力を持つ人材が求められることになるでしょう。

 

英検は、語学力をはかる一つの方法ではありますが、将来的に使える資格かどうかと考えたときに、それほどメリットはないと考えます。

 

小学生は英検3級が目標と言われているのはなぜ?

小学生が英検を受ける様子

 

インターネットで小学生の英検情報について検索すると「英検・3級」というキーワードが目立ちます。

中には、小学生は英検3級に合格するのが目標と歌っているものもあり、本当にそんな資格が小学生に必要なのか?と目を疑ってしまうような内容もあります。

 

そこで、筆者なりに英検3級はどれほど難しいのか?また、小学生が英検3級を目標にする理由はなにか?を考察してみました。

 

中学受験をしない小学生に英検3級は必要ない

小学生が英検を受ける様子

小学生が英検3級に合格すると、私立中学60校の入学試験で優遇されるというメリットがあります。

我が家では、某大学附属校の帰国子女学級を受験させた経験がありますので、英検の資格が子供の受験対策に有利ということは以前から知っていました。

 

昨年は、名門私立(御三家など)上位校は従来型の4教科入試のみの学校が多かったですが、市川や西大和などの有名進学校でも英語入試を導入している私立校が増えています。

私立中学の英語試験英検に似ている場合が多いため受験対策の一環として英検にチャレンジするという方が多いようです。

 

しかしながら、英検を受験する小学生のほとんどは、英語力がどれぐらいあるかを判定する目的で英検を受験します。

英検3級は、難易度やその内容から言っても、小学生には必要ないと考えます。

 

英検3級の難易度や出題される問題例などのデータは以下の通り。

英検3級の難易度

英検3級の難易度と試験内容は以下の通り。

・中学卒業程度の英語力
・試験時間: 75分間
・61問(英作文あり)
・2次試験: 5分
・受験料:  4900円

 

英検3級では、中学卒業程度の英語力が必要です。

つまり英検3級に合格するためには、高度な文法知識が必要ということです。

 

英検3級の問題例

英検3級では、具体的にどのような問題が出題されるのでしょうか?

以下に英検3級の過去問の一例を挙げてみます。

 

リーディング大問1: 選択問題

小学生の英検3級問題

引用元:英検公式ホームページ

英検3級では、空欄付きの英文と4つの選択肢が出題され、マークシートに答えを選んで回答します。

リーディングの大問1は、

・単語・熟語問題12問
・文法問題3問

の合計15問で、英単語の語彙数と文法の知識の両方が問われます。

 

リーディング大問2: 英会話補充問題

小学生の英検3級問題

引用元:英検公式ホームページ

英検3級のリーディング問題では、会話文の一部が空欄となった問題が出題され、4つの選択肢の中から適切なものを1つ選びます。

リーディングの大問2は、全部で5問出題されます。

ご覧いただいて分かる通り、英単語や英会話で使用されるイディオムの知識が必要です。

英検3級の合格率

英検の合格率は2016年以降公開されていません。

それ以前の過去3年間の合格率を見ると

2013年…53.4%
2014年…54.6%
2015年…52.9%

 

となっています。

 

また英検3級の合格点については

一次試験全体の合格点: 49点 /76点(正答率64%)

となっています。

英検3級に合格するには、以下の目標値を達成する必要があります。

・リーディング合計: 13点 / 30点(得点率43%)
・ライティング合計: 9点 / 16点(得点率56%)
・リスニング合計: 27点 / 30点(得点率90%)

 

この難易度から見て、やはり小学生に英検3級を受験させるのは難しいと考えます。

小学生は英検5級ならチャンレジできる?

小学生が英検を受ける様子

英検3級を目標にする方が増えているようですが、英検3級は中学卒業程度の英語力と文法に対する高度な知識が必要なので、小学生には難しすぎると考えます。

 

続いては、英検3級とよく比較検討されている英検5級を見てみましょう。

英検5級にも文法が出題!小学生には難しい

 

英検を受験する小学生のほとんどは、英語力がどれぐらいあるかを判定する目的で英検を受験しますが、英検5級なら受験することが可能なのでしょうか?

英検5級は一番下のレベルですが、この時点で現在進行形(~ing)や過去形(-ed、不規則な過去形)などの英文法が登場します。

 

英文法を小学生が論理的に理解するのは難しいため、英検5級でも小学生がするのは難しいと考えます。

英検5級の難易度や出題される問題例などのデータは以下の通り。

 

英検5級の難易度

 

英検5級の難易度と試験内容は以下の通り。

・中学中級程度の英語力
・試験時間: 45分間
・50問(英作文あり)
・スピーキングテスト: 3分
・受験料:  3000円

英検5級では、中学2年生の2学期ぐらいまでに学ぶ英語を理解できることが必要です。

つまり英検2級に合格するためには、基礎的な文法知識が必要ということです。

 

英検5級に出題される問題例

英検5級では、どのような問題が出題されるのでしょうか?

英検公式ホームページから過去問の一例を掲載してみます。

 

リーディング大問1: 選択問題

小学生の英検5級の問題

引用元:英検公式ホームページ

英検5級では、空欄付きの英文と4つの選択肢が出題され、マークシートに答えを選んで回答します。

リーディングの大問1は、

・英単語の300語~600語程度の語彙力

が必要と言われています。

また、前置詞や代名詞など基本的な英文法に対する理解がなければ回答することができません。

 

 

リーディング大問2: 英会話補充問題

小学生の英検5級の問題

引用元:英検公式ホームページ

英検5級のリーディング問題では、会話文の一部が空欄となった問題が出題され、4つの選択肢の中から適切なものを1つ選びます。

リーディングの大問2は、全部で5問出題されます。

ご覧いただいて分かる通り、こちらも英単語や英会話で使用されるイディオムの基礎的な知識が必要ですので、小学生には難しいと考えます。

英検5級の合格率

 

英検5級の合格率は、2016年以降公開されていません。

2015年のデータでは、小学生の英検5級合格率は83.2%となっています。

 

また英検5級の合格点については

一次試験全体の合格点: 31点 /50点(正答率62%)

となっています。

 

英検3級に合格するには、以下の目標値を達成する必要があります。

・リーディング合計: 10点 / 25点(得点率40%)
・リスニング合計: 21点 / 25点(得点率84%)

この難易度から見ると、英検3級に比べれば英検5級は小学生でも受験可能だとは思いますが、英検5級自体に資格としての価値はそれほどありませんので、受験しなくても良いと考えます。

 

小学生の英語学習におすすめの方法

小学生が英語を勉強する様子

 

小学生が英検を受験する必要はないと考えますが、子供がまったく英語を勉強しない方が良いということではありません。

 

子供の言語発達段階に合わせた効果的な英語の学習方法は以下の4つ。

・英語絵本の読み聞かせ
・英語アニメや動画を観る
・英語の歌を聞く&歌う
・英語アプリで学ぶ
どれも家庭で簡単に始められて、あまりお金がかからない方法ばかりですので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

英語絵本の読み聞かせ

小学生向け英語の音読の本

 

国語を得意な子供にさせるために、絵本の読み聞かせをする保護者はたくさんいらっしゃると思いますが、英語でも同じことを応用することができます。

 

絵本には子供が理解しやすい日常生活のシーンや挨拶・日付など毎日使う基本的な英語表現がたくさん含まれています。

 

絵を見ながら、シーンを想像しながら英語に触れることで、記憶に残りやすくなるというメリットがあります。

 

小学生が英語学習を始める場合は、

親またはCDで英語の読み聞かせをする
子供本人に音読させてみる

というインプット→アウトプットの順番で英語を導入することをおすすめします。

 

\おすすめの英語絵本と英語の音読方法については以下の2つの記事が参考になりますよ/

英語アニメや動画を観る

テレビを見る小学生

英語のアニメやYoutubeの英語動画は、子供が英語を遊び感覚で学べるおすすめの教材です。

最初から英語でアニメを観るのは難しいのでは?

と考える保護者が多いかもしれませんが、子供はアニメのシーンや動画のシーンなど状況の中で使われる英語を視聴することで、感覚的に英語を学ぶことができるのです。

 

これは、海外に留学した時と同じく会話の中で使用される生きた英語に触れる場面に近いので、大人の英語学習にもおすすめの方法です。

\小学生におすすめの英語アニメや動画については以下の記事で詳しく紹介しています/

英語の歌を聞く&歌う

小学生向け英語の音読の本

英語の長文を暗記しようとしたり、暗唱しようしたりするのはものすごく難しいですが、英語の歌なら簡単に覚えられたという経験はありませんか?

リズムやチャンツのような語呂合わせにそって英語を覚えると、苦手意識を持つことなく楽しみながら簡単に英語を覚えることができます。

 

幼稚園から小学校低学年ぐらいまでは、振り付けのある童謡や手遊びなどを交えながら五感をフルに使って英語の歌を聞いたり歌ったりさせましょう。

 

小学校高学年以降は、英語の歌を歌えるとかっこいい、心地よいと感じるような英語の歌を聞いたり歌ったりさせると良いですね。

 

\こちらの記事で小学生におすすめの英語の歌を年齢別に紹介しています/

英語アプリで学ぶ

英単語アプリをしている小学生

 

スマホやタブレットでどこでも気軽に英語学習ができるアプリは、子供がゲーム感覚で楽しめる英語教材として特におすすめです。

 

英語アプリを選ぶポイントは、

小学生でも理解できるようにひらがなや簡単な漢字が使われている
リスニング、スピーキングを中心にした簡単なアプリから始める
この2点です。
クイズやゲームを使って楽しく英語を学べるアプリなら、子供も英語に対する苦手意識がなくなっていきますよ。

 

\こちらの記事で小学生におすすめの英語アプリを紹介しています/

小学生に英検受験は必要ない!まずは英語への興味の種をまこう!

小学生が英検を受ける様子

 

小学生に英検受験は必要なのかどうか?について解説しました。

結論は小学生に英検受験は必要ありません。

その理由としては、

英検の英文法は小学生に混乱を与える
英検対策に慣れるだけで英語力はつかない
英検のプレッシャーと不合格で英語嫌いになる
中学・高校になって英語力が伸びなくなる
英検は世界的には認知度の低い試験

の5つがありました。

小学生に効果的な英語学習の方法を実践する方が、英検受験よりもよっぽど子供の英語力が高まります

また、小学生の時期は子供を英語好きにさせることが何よりも大切ですので、親子で楽しめるような英語学習を優先させるようにしましょう。

 

小学生におすすめの英語学習については、 小学生に英語を教える方法【家庭で始める簡単5ステップ】で解説していますので、参考にしてみてください。

 

次回のエイゴタスでは、小学生でもできる!簡単な英単語の覚え方【3ステップ】と題し、英単語の効果的な覚え方を紹介します。

 

どうぞ、お楽しみに!

 

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